vacation 2007 day4 Milano~Bologna

9/18【予定】
・『最後の晩餐』鑑賞
・eurostarにてボローニャに移動
・Hくんと再会

日本での計画時点で予約を取っていた『最後の晩餐』鑑賞。
予約は大分前にしたのに、取れた時間は8:45。
むー。早い。
と思っていたんだけど、旅行に行ってる時は、どーもケチ心が働くのか、
単に武士が早くトイレに行くので起こされるのか、早起きだったので余裕。

朝食をとらず、教会へ向かう。(教会の名前、忘れます。サンタマリアグラツィエ?)
これまた駅から結構歩きます。(これまた駅名を忘れます。)
絵のある場所は教会の隣の建物、修道院の元食堂だそうで、
角にある教会から少し通りに入ります。
教会の隣にはたくさんの子供。小学校があるみたい。
遅れてはいけないと大分早くに着いたので、とりあえず受付に行ったら、
予約したバウチャーに大きく「8:40」と書かれた。
ま、8:30前に行ってたからね。

で、時間が余り過ぎるので、道路を挟んだ向かいのカフェへ。
出勤前と思われる老若男女が。
しっかし朝からイタリアンはよく喋るねー。感心する。
私たち夫婦は普段からあまり喋らないから、その人たちの喋りっぷりには
相当驚かされた。
一体何をそんなに感情的になって話すことがあるのかねー、と。
このお店、入って右手にタバコ屋のような風呂屋の番頭のようなカウンターとレジ。
そして左手にドトールのようなカウンターがある。ここでコーヒー提供。
お会計のシステムがよー分からないので、しばし観察。
カウンターでコーヒー頼む→コーヒー飲む→番頭に飲んだもの申告・支払い
というシステムだった。
っつーか、それだとごまかされる可能性ない?
だったら食券制度にすればいいのにな、と思いました。
いっそレジを潰してカウンターだけで済ませれば、とも思うけど、
そのラッシュっぷりはハンパじゃないから無理なのかな?
かなり混んでる電車の中で、立ってコーヒー飲んでる感じ。
この店において、コーヒーはまったりするためのものではなく、
しゃべるのに場所と時間が必要だから、そのショバ代って感じ。
バスに乗る前のカフェで席に着いたらお金を取られたので、
席に座るのも躊躇していたんだけど、この店は座っても大丈夫そうなので
座って一杯。めずらしくこの店は禁煙だったな。
そして普通にいい値段だった。カプチーノ4ユーロくらいした。

いい時間になったのでカフェを後にして石畳の信号を元に戻る。
さっきはいなかった日本人の団体客がぞろぞろやってくる。
きっと高いお金を払って予約したんだろうな。
インターネットでちょこっと頑張れば手数料なしですよ。
予約方法はこれが一番分かり易かった。
それにしても日本人ってどうしてあんなに分かるんだろう。
中途半端な高級服?短い足?ズングリ具合?
ま、私も仲間なので人のことは言えないけど。
その団体と一緒だったら嫌だなー、と思ったけど、
うまい具合に15分前の団体だったらしい。よかった。

システムとしては、予約した時間に15人限定で中に入って
15分だけ絵を鑑賞し、見終わった後は完全に表に出される交代制。
部屋に行くまでの自動扉も時間にならないと開かない完全防備。

扉が開かれて、その部屋に入る・・・
・・・圧巻・・・
あれってどのくらいの広さなんだろう。
入って右手の壁一面に『最後の晩餐』。
光が極限まで抑えられているので、絵の見え方はとても暗いけど、
キリストのうなだれた表情にはぴったり合う。
『ダヴィンチ・コード』の解説書を読んでいた時の記憶を必死に思い出し、
あれがユダだ、とか、あれはマグダラのマリアだ、黒い手だ、とか話す。
まだそういえば見返してないや、解説書。
是非読んでいくことをオススメします。
近くで細かい描写を見た後、遠くからその絶妙なる遠近法を観察するのもマスト。

その反対側の壁にも絵があるのだけれど、全然その存在については知らず。
今調べたらモントルファノ作の『礫刑』という作品だそう。
キリスト(?)他二人が十字架にかけられているという絵。
血が滴っていて、十字架の袂には骸骨もある。
この辺のことはよく分からないのでスキップ。

ホテルにまっすぐ戻って、いざボローニャへ出発。
ミラノ中央駅までタクシーで移動。さらば、ミラノ。

ミラノ中央駅は、新婚旅行の際のトランジットで一度行ったことがある。
二人で「懐かしいね~」などと言いながらホームのある2階へ。
大きなバッグを抱えた人や、ジプシーのような人、たまに変な人もいる。
とにかくこの駅は混んでいます。
キップ売り場を探すも見当たらず、インフォメーションへ。
「下だよ」と言われ、下に行くも並んだのが定期の払い戻し窓口。まぬけ。
しかし並びながら観察していたけど、仕事のスピードがすこぶる遅い。
結局「クイックチケット」とか言ったかな?自販のような機械で発券。
最初からこっちに来ればよかった。
電車までは1時間くらい余裕があったので、またバッグを引き引き
中央駅前のピッツェリアに入る。
その隣にはトランジットの際に寄ったマクドナルドが。変わりませんね。

ピッツェリアの男の人はイタリア人らしくなく不機嫌な顔で、
「この店どうなの?」と思ったけど、他の店に移動するのもばかばかしい。
なぜか日本語のメニューもあるので、その中から適当に選ぶ。
この店に関しても、味は可もなく不可もなく、イタリアのピザらしいピザ。
この日はミラノでチャンピオンズリーグの試合があったので
ベンフィカ?サポーターが店の中にも何人かいた。

そうこうしていると、私の鳴らない携帯が鳴る。
Hくんだ!
「問題ないですか?」と彼。
「もうチケットも取ったし、これから向かうよ。」と言って、
夕方もう一度電話をして待ち合わせをすることにした。

ユーロスターの席はかなりきれい。飛行機みたい。
で、なぜか向かい合ってる。
幸い向かいに人が来なかったので、私はガン寝、武士はウイイレ。

約2時間後、初めての駅、ボローニャ。
ホームはいくつかあるものの、こじんまりとした駅。
エレベーターとエスカレーターが見当たらなかったため、
大きなスーツケースを持って階段を上り下りし、ようやく外に出る。

ホテルはJolly Hotel De La Gare
今回の旅行で大分お世話になったNHホテルのグループ。
古いホテルをNHグループが買収したのであろうそのたたずまい。
本当はUNA HOTELに泊まりたかったけど、
ボローニャはなぜだかホテルの料金が結構高い。
なので諦めてこちらのホテルにしたんだけど、古さは否めない。
ロビーから部屋まで全て絨毯敷き。スーツケースが滑らない。
でもまぁ、重厚感があると言えばよく聞こえるのかな。
駅には近いし、まぁいいってことで。
部屋もそんなに広くないです。

部屋からはスコットランドの旗を掲げた広場が見え、
さらに右手に9月24日広場(?)が見える。
ヨーロッパって言うのは、こういう何の意味があるのかよくわからない広場とか、
公園だとか、至る所にあるから気持ちがいいよなー。
日本はちょっと休憩したくても出来るところがほとんどないし、
その分緑も少なくなるし、四季を感じられる場所も少ない。
そこにある彫刻だとか噴水だとかも、大したことがないものなのに
なぜかとても趣があるものに感じる。

とりあえず待ち合わせまでに時間があるので、
町の中心マッジョーレ広場に行くことにした。
ちなみにホテルのインターネット事情はとても高くてつなげないので、
以前Hくんのブログで情報を得ていたネットアクセスフリーポイントの
マッジョーレ広場に、武士のmacを持って出かける。

広場正面にあるtourist informationの隣にあるカフェにとりあえず入る。
注文は店内に入らなくても、外のテーブルについていると取りに来る。
私はカプチーノ、武士はガス入りの水を頼んで、
待っている間にmacをいじる。最初はつながらなかったけど、
いろいろ設定を変えている間に、どこかのポイントで通じた!
いまだに何でつながったのかは分かんないけど、とにかく通じた。
Hくん曰く、フリーなのはIDを持ってる人のはずだから、
つながるのはおかしい!と会社で話題になったらしい。
でも他にもmacを床に座っていじってる人をたくさん見たよ。
ボローニャでネットサーフィンするならマッジョーレです。

ボローニャは大きな通りに洋服屋さんや食堂が並び、
路地を入るとまた小さな料理屋さんや、
地区によっては八百屋さんや魚屋さんなどの市場のような風景が並ぶ。
大きな街、ではないけど、町、の漢字が当てはまるこじんまりとした場所。
知れば知るほど奥が深そうなイメージ。
ヴェニスに行った時も迷路のような町に感激したが、
ボローニャはもっと生活に根ざしている感じがして、私はとても気に入った。
その辺をちょろちょろ歩いてホテルに戻る。
途中、ボローニャの斜塔を見たりして。

Hくんとはホテルのロビーで待ち合わせすることになったので、少しお休み。
ミラノの石畳、結構腰に来る。

Hくんとの再会。
私は実に会社を辞めた時以来だから、5年ぶりくらい?
でもブログで毎日彼の日記はチェックしているし、私のも読んでくれてる。
日本にいる時はほとんど口もきいた事がなかった仲なのに、
なぜだかお友達にならせていただいて今回の訪問。
やっぱり地元に住んでいる人と歩くのは違うねー。
全く迷うことなくすいすいと町の中を歩く。
武士はイタリアの地でスペインの試合を見たいと言う。
かなえられるわけない夢を抱き、Hくんにそういう店はないかと尋ねる。
一生懸命探してくれたけど結局店はなく。
市場エリアにあるパブのようなところで食前酒をする。
席に着くまでも待たされたけど、席に付いた後でも全く注文を取りに来ない。
「呼ぶ?」と言うと「そのうち来るから待ってればいいんですよ。」と
もうかなりイタリア人マインドのHくん。
武士も私も、Hくんがいなかったら絶対に切れてます。
やっと注文取りに来たと思ったら今度はオーダーが来ず、
来たと思ったら「同僚が一人来なかったんだよー」と言い訳。
もう本当に適当なのね。
日本に来たらそのサービスのよさには驚かれるでしょう。
もう一杯飲んで、彼の勧めるボローニャ料理のレストランへ。

会社の同僚たちとのランチやディナーは、中心地に来ることがほとんどないそうで。
中心地はやっぱり中心地価格なんだって。
まん真ん中ではないけど、ちょっと離れたそのお店は、
本当にこじんまりとした、あまり観光客の来なそうな小さなお店。
でもとてもにぎわってました。(お店の名前は分かりません。
Hくん、メールして~、次の日のお店も。)
このお店でランブルスコを頼もうと思ったけど切れていたようで、
ボローニャの近郊のワインを注文。さっぱりとしたおいしさでした。
Hくんはほとんど普段お酒を飲まなくなったそうで、
私たちのペースにあわせて飲んでいたら、かなりぐらぐらになったそう。
でもやっぱり「お酒のある食事」って楽しい。会話が弾むしね。
食事は鬼の炭水化物トリオ、トルテリーニ入りスープ、
ボローニャ風タリオテッレ、ボローニャ風ラザーニャ。
すごいだろー!!
麺は全て手打ちで作っているんだって。
どの麺も超モチモチして、適度な固さがあって、超うまい。
結局ワインを2本空けた。(ま、大したことはないけど)
Hくんは次の日も仕事だし、普段飲まないからヘロヘロで、
どうする?〆る?と言うと、首が縦に動いたので移動!

サッカーのことを気にしていてくれたみたいで、
学生街にあるパブに連れて行ってくれた。
残念ながらそのパブにはテレビがなかったので見れなかったけど、
大体にしてサッカー大国イタリアにおいて、
ミラノの試合をやっているにもかかわらず、
仮にテレビがあったとしてもスペインの試合はやってないと思うよ・・・。
でも、ここにはすごいものがあった!!
5ユーロのシングルモルトウイスキー!!
ミラノでのウイスキーの値段を考えると破格!!
ウイスキーの仕事をやっている武士に言わせれば、
「このウイスキーの価値を分かってないからこの価格」。
タリスカーもラガブーリンも、5ユーロです。
ありえない価格のウイスキーに心惹かれ、3人でウイスキーを飲む。
Hくんはイタリアに来てからウイスキーを飲むのは数えるほどしかないそうで。
お店の人に私はタリスカーソーダ、Hくんはタリスカーストレート、
武士はラガブーリンストレートを注文。
でもよっぽど注文がないのか、棚にウイスキーがかかっているにもかかわらず
店員「タリスカーってどれだっけ。」「ラガブーリンは?」
・・・やっぱり分かってないのです。
ソーダに関しても、「どのくらいに薄めたらいいか分かんないから自分でやって」
ごとく、別のタンブラーにソーダを入れてくれる始末。
別に問題ないけどねー!!
おいしく何杯かいただき、昔の話で盛り上がり、帰路に着く。(もちタク)
「明日起きられるかなぁ」の言葉を残し、Hくんと別れる。
帰り際に「明日も暇だったら一緒に食事しよう」と約束して、一日終了。
よく飲みました。

この日のボローニャは、昼暑く、夜涼しい、と言った感じ。
まぁ過ごしやすかったな。
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by mic_tic | 2007-10-05 16:26 | たび